こんにちは!あらた(@arata_investor)です!
本記事を見て頂き、ありがとうございます。
投資で早期FIREを目指している20代サラリーマン投資家です。
ここ最近、物価高や増税などで家計は圧迫され、日々の生活が苦しくなってきたという声を様々な所から聞くようになりました。その他、インフレが起こっているにもかかわらず賃金はほとんど変わらないということもあり、日本の貧困化が進んでいるとまで言われ始めています。
日本が貧困化しているということは日本全体で見たときにお金持ちの人達も減っていると考えるのが普通ですが、実は日本のお金持ちは年々増え続けています。
貧困化しているのになぜ?と思うでしょうがとあるデータからこのような結果になっています。
本日は日本のお金持ちが年々増えているということと、日本の資産分布について説明していきたいと思います。
今回の記事が以下のような方の参考になればうれしいです!
・日本の資産分布を知ってみたい方
・生活が厳しくなってきているのにお金持ちがなぜ増えてきているのか知りたい方
・私たちが少しでも富裕層に近づくためにはどうすればいいのか知りたい方
日本では「富裕層」は年々増加傾向にある
野村総合研究所が2年に1度発表している、あるデータを知っているでしょうか。
これは世帯ごとに金融資産の合計から負債を差し引いた「純金融資産保有額」を基にして、世の中の世帯を5つの層に分類する考え方です。
分類した層を上から順に「超富裕層」「富裕層」「準富裕層」「アッパーマス層」「マス層」に分類します。
このような判断基準がなければどこからが富裕層なのか明確な区別ができないため、この分類を一つの指標と見て良いと思います。
今回は1億以上の純金融資産がある「超富裕層」と「富裕層」をまとめて富裕層と表現し、説明していきます。
ちなみにマス層の世帯は全体の約77.8%となっており、マス層から脱出するだけで日本の上位約20%に入ることができます。
なお、過去のデータから見た各層の推移は次のような形になっています。
過去の推移を見ても分かる通り、富裕層に関しては年々少しずつ伸びてきており、最新のデータでは約149万世帯が富裕層になっています。
ここ最近の物価高などを考えても、マス層が増えていくのはまだ分かりますが、なぜ富裕層の数も増えてきているのでしょうか。富裕層になっている人たちはどのようにして資産を増やしてきているのでしょうか。
富裕層が資産を増やしているワケとは
富裕層の人達や富裕層になった人たちはどのようにして資産を築いているのでしょうか。
給料の良し悪しや、育ってきた環境の違いなど色々あるとは思いますが、野村総合研究所はある一つのポイントのが一番大きな差であると分析しています。
その差というのが投資をしているかしていないかです。
富裕層に分類されている世帯のほとんどは株式などの投資をしています。
日本は2013年頃からアベノミクスの影響もあり株価が大きく上昇してきました。結果株式を保有していた富裕層は株式の上昇を受けて資産の拡大に成功しています。
ですが株式などに投資していない場合、株価の上昇があっても賃金はほぼ変わらずほとんど恩恵を受けることができていません。その一方で物価の上昇や増税などが進んでおり、手取り収入が減り、支出が増えるという事態が起こっています。
富裕層は株式などの投資で資産を増やせているので物価上昇や増税があっても資産の拡大ができていますが、投資をしていなければ支出が増え、最悪の場合資産を切り崩していることも考えられます。
富裕層は資産をどのくらい増やしているのか
では富裕層の方々はどれくらい資産を増やしているのでしょうか。
先ほどの図から富裕層とマス層の純金融資産額と保有割合をまとめてみました。
2013年 | 2015年 | 2017年 | 2019年 | 2021年 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
富裕層 | 純金融資産額 | 241兆円 | 272兆円 | 299兆円 | 333兆円 | 364兆円 |
全体に対する割合 | 18.7% | 19.4% | 19.4% | 21.4% | 22.3% | |
マス層 | 純金融資産額 | 539兆円 | 603兆円 | 673兆円 | 656兆円 | 678兆円 |
全体に対する割合 | 41.9% | 43% | 43.7% | 42.2% | 41.5% | |
合計 | 純金融資産額 | 780兆円 | 875兆円 | 972兆円 | 989兆円 | 1,042兆円 |
全体に対する割合 | 60.6% | 62.4% | 63.1% | 63.6% | 63.8% |
純金融資産額を見れば富裕層は2年毎に約10%程度の資産を増やし続けており、全体における保有割合の比率も年々上昇してきていることが分かります。
また、富裕層とマス層の合計が全体に占める割合も年々増え続けていることが分かります。少しずつではありますが、富裕層と貧困層の2極化が進んできているのかもしれません。
私たちが少しでも富裕層に近づくためにはどうするべきなのか
私たちが少しでも富裕層に近づくにはどうすればいいのでしょうか。
一番の近道はやはり成功者を真似ることだと思います。富裕層のほとんどが投資をしているのであれば私たちも少しずつでもいいので投資をするべきなのではないでしょうか。
何事においてもまず大切なのは成功者を真似てみることです。上手くいっているのにはなにか理由があるはずですし、最初は何が成功の秘訣なのか分からなかったとしてもやっていくうちになぜ上手くいっているのか分かるようにもなってきます。
実際にここ10年で考えると株価は大きく上昇しているのは事実です。株価の上昇などの資産を大きく増やせる時に恩恵を受けれるポジション取りができているかというのはとても大切だと思います。
まずは毛嫌いせずに、小額からでも良いので富裕層の真似をして投資をはじめてみることをおススメします。
まとめ
本日は日本の資産分布について、富裕層の人達がやっていることについて説明しました。
・日本の富裕層は増加傾向にある、富裕層が保有する純金融資産は2年で10%のペースで増加している
・富裕層のほとんどは投資をしている。株価の上昇や不動産価格の上昇などで資産を大きく増やした
・少しでも富裕層に近づきたければ富裕層の真似をしてみるのが一番の近道、まずは投資を始めてみよう
ここ最近は物価高や増税などで家計が苦しくなってきている一方で、資産を拡大している人たちがいるのもまた事実です。
なぜそんなことが可能なのか、どうすれば同じように資産を伸ばせるかというのは考えることも大切ですが、一番は行動することだと思います。
今回説明した例で行くと投資を始めてみること、まずはここから始めてみてはいかがでしょうか。
私も少しでも富裕層に近づくために現在毎月50万円をS&P500に投資しています。
以下で毎月状況を公開していますので興味がある方も是非一度見てみてください。
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