こんにちは!あらた(@arata_investor)です!
本記事を見て頂き、ありがとうございます。
投資で早期FIREを目指している20代サラリーマン投資家です。
投資をしていると〇〇ショックといわれる暴落に巻き込まれることは避けては通れない道です。これまで投資を続けてきている人の中には暴落に巻き込まれた人もいると思います。
2023年3月10日米国のシリコンバレー銀行が経営破綻しました。これに伴い、リーマンショックの再来かと金融市場はざわめき、多くの投資家が不安を抱えていると思います。投資をしている身からすれば暴落が起こるかもしれない…資産を減らさないようにこの後どのように立ち回るべきなのか…と頭を悩ませていると思います。
私自身も投資歴はそこまで長くないですが、コロナ時の暴落に巻き込まれた経験を持つ投資家です。
本日は私の過去の暴落時の経験から暴落時にインデックス投資家はどのように立ち回るべきなのかについて説明していきたいと思います。
今回の記事が以下のような方の参考になればうれしいです!
・これから暴落が起こるかもしれない不安でどうすればいいのか分からない方
・暴落が起こるのであれば投資信託を売却しようと考えている方
・毎月50万インデックス投資している筆者が暴落時にどうしようと考えているか知りたい方
インデックス投資家の暴落時に立ち回りは、いつも通りでいること
結論から先に言うとインデックス投資家は基本的に暴落時でもやることは変わりません。毎月積立をしている人は積立を継続し、一括投資している人も変わらず保有し続けるのが最適です。
過去私は暴落が来た時も、いつもと同じことを毎月続けました。結果、暴落前よりも資産を増やすことができましたし、投資手法に対しても間違っていなかったんだと強い自信を持つことができました。
ただ、どんな状況でも上記の選択が最善というわけではありません。時には売却という判断を取った方が良い結果になる事もあります。
しかしながら基本的には今までと変わらず同じことをやり続けることが一番勝率を良くする判断だと私は考えます。
インデックス投資家が暴落時でも今までと同じように立ち回るべき理由3選
それではインデックス投資家なら暴落時でも今までと同じことをすべき理由を説明していきます。
インデックス投資は長期間の運用を前提としている
インデックス投資は資本主義という考えの元、長期的視点から右肩上がりに成長し続ける市場の恩恵を享受する投資法です。
実際に資本主義の代表国であるアメリカの市場は右肩上がりに成長してきています。
特定の期間を切り抜けば成長が止まり、むしろ下落している期間もありますが、長期的にみると未だに右肩上がりで成長を続けています。リーマンショックやコロナショックといった暴落があった後でさえ、市場の成長は止まっていないのが現実です。今大きく下落していたとしても10年などの期間で見てみれば一時的に下落しているいわゆるノイズのようなことも多いです。
そのため、インデックス投資をしているのであれば一時の暴落で運用を辞めるのではなく、今までと同じように運用を継続できるのが一番良いと思います。
ドルコスト平均法の恩恵を受けれる
インデックス投資をしている場合で毎月一定額を積み立てている方は、暴落時にいつもより多くの口数を購入することが可能です。結果として購入価格の平常化ができ、暴落から回復したときには資産が増えているという状況を作れます。
あくまで長期間の運用を前提としているのであれば、暴落というのはむしろ買い時がやってきたと捉えることもできます。
目先の利益は目減りしてしまうかもしれませんが、長期的に見れば将来大きく資産を増やすために必要な期間と考えれば、暴落時も少しは気が楽になるかもしれません。
市場の動きは誰にもわからない
市場が今後どう動くか100%完璧に予想できる人はいません。暴落の始まりだと思って売ったはいいが、実は売った時が底だったというパターンも十分に考えられます。
であれば、仮に暴落が来たとしてもそれまでと変わらない形で積立を継続し、ドルコスト平均法の恩恵を受けながら市場が回復するのを待つというのが結果的に最も勝率が高くなる方法だと思います。
過去の暴落から学ぶ最善の立ち回り方とは
実際過去には何度か暴落が起こっていますが、暴落後の株価はどのように推移しているのでしょうか。
リーマンショックの場合
まずはリーマンショックの時です。
赤丸部分がリーマンショックが起こったタイミングです。
下落が続き、暴落前の半値辺りまでダウ平均が下落(-43%前後)しました。しかしその後右肩上がりで回復し、リーマンショックから約4年で元の株価まで戻っています。また、リーマンショックから約10年後には暴落前の2倍近い株価を付けています。
株価が戻るのに約4年という期間はかかっていますが、それでも株価は回復しているのです。
コロナショックの場合
コロナショックの時はどうだったのでしょうか。
同じく赤丸部分がコロナショックが起こったタイミングです。
リーマンショックと同じく、ダウ平均が大きく下落(-36%前後)しています。驚くべきことにコロナショック時はなんと約1年ほどで暴落前の株価まで回復したのです。約2年後には過去最高の数値も記録しています。
過去の事例から見ても、暴落というのは度々起こってしまうのですが、その後必要な期間は違えど株価も回復するという結果も付いてきています。
であれば尚更、暴落時は買い時と見て今までと同じことを継続するのに尽きると思います。
次の暴落時、私がどのように立ち回るのか
私は今回のSVBの破綻から暴落が起こったとしても今まで通り毎月の積立を継続します。
あくまでも私は約10年後に毎月継続している積立で億の資産を築くことが目標です。仮に今回暴落が起こったとしても10年という期間で見れば多少のノイズで済むのではないかと思っています。
目先の下落があったとしても、それを利用してむしろ次に起こる大きな上昇に向けて今のうちに少しでも取得価格を下げてやろうとまで思います。
インデックス投資をしている方は長期的に見れば世界経済は成長するという部分を信じて投資を始めたと思います。であれば暴落が来た時も投資を始めたときの気持ちを忘れないようにしてほしいと思います。
まとめ
本日はインデックス投資家が暴落時にどのように立ち回るべきなのかを説明しました。
・インデックス投資は長期間の運用が大前提、目先の下落に焦る必要はない
・米国市場は過去の暴落を何度も乗り越えてきているという実績がある
・私は暴落が来ても今までとやることは同じ、目先の下落に焦らず決めた投資法を継続する
インデックス投資で一番大切なことは継続し続けることです。投資を始めたときにインデックス投資のどのような部分に魅力を感じ、投資を始めたのか一度思い返して下さい。暴落が起こっても淡々と積立を継続することで、結果的に購入価格は平均化される。右肩上がりの市場に投資することで、いつか暴落も乗り越えられるという過去の実績もあります。
たしかに底を見分けることができれば、短期的な投資でも利益を出すことは可能だと思いますが、その場合市場の分析が必要で、多大な労力が必要です。インデックス投資は最低限の労力でそれなりのパフォーマンスが出せるというのも利点の一つです。
暴落が起こればどうしても焦ってしまうものですが、このような時にこそ本来のインデックス投資の考え方を落ち着いて思い出してみてください。
以下でその他インデックス投資に関連する内容を説明していますので気になる方は一度目を通してみてください。
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