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「複利」の力とは?20代から投資を始めるメリットについて解説

こんにちは!あらた(@arata_investor)です!

あらた

本記事を見て頂き、ありがとうございます。
投資で早期FIREを目指している20代サラリーマン投資家です。

皆さんは「複利」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。投資をしている方であればほとんどの方が効いたことがあると思いますが、投資をしていない人からすれば馴染みの無い言葉かもしれません。

20世紀最大の物理学者とも言われるアインシュタインが「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」は「複利」とまで言っています。

本日は複利についてと複利を活用すればどのようなメリットがあるのか説明したいと思います。

今回の記事が以下のような方の参考になればうれしいです!

・複利について知らない方
・複利の力を活用する方法を知りたい方
・筆者が複利の力をどのように利用しているか知りたい方

目次

複利の力を最大限活用するなら20代から投資を始めるべき!

複利の力を最大限活用するのであれば20代から投資をするべきだと私は考えています。

ではそもそも複利とは何なのか、簡単に説明していきたいと思います。

複利とは

複利とは元金だけに利子が付くだけではなく利子に対しても利子がつくことを言います。

元金が100万あったとして金利3%だったとしたら、初年度の利子は3万円になります。

翌年も同等に金利3%だったとしたら翌年の利子は元々あった元金100万+初年度の利子3万=103万に対する3%になるので、3万900円になります。

元金にだけ利子が付く場合を単利というのですが、単利の場合はどの年も利子は3万円になりますが、複利であれば利子に利子がついていくので、年を追うごとに利子の額が増えていくことになります。

グラフにすると以下のようなイメージです。

単利の場合は利子が一定額になるので金額の増え方も一直線になります。

一方で複利は年々利子も増えていきますので若干の曲線を描くようなグラフになります。

グラフを見ても分かるように最初のうちは単利と複利そこまで差はないのですが、年数が経つにつれてその差は大きくなっていきます。

具体的な数値を出すと以下の通りです。

年数単利複利
1年目1,030,0001,030,0000
2年目1,060,0001,060,900900
3年目1,090,0001,092,7272,727
4年目1,120,0001,125,5095,509
5年目1,150,0001,159,2749,274
10年目1,300,0001,343,91643,916
15年目1,450,0001,557,967107,967
20年目1,600,0001,806,111206,111
25年目1,750,0002,093,778343,778
30年目1,900,0002,427,262527,262
※元金100万 利子3%の場合

最初は同じ100万円だったものが、30年後には複利の力を使うだけで50万以上差が付くことになります。

複利の力を投資でも利用するべきである

複利というのは投資においても利用できるものです。いくつかの例を挙げてみたいと思います。

高配当株の場合

高配当株からもらえる配当金は利子のようなものです。仮に税引後3%の配当金がもらえる企業に投資しているのであれば、もらった配当金を再度その会社の株式購入費用に充てることで、複利と同じ効果を発揮させることができます。

ずっと同じ株数で運用していれば増配や減配がない限りは毎年一定額しかもらえないためいわゆる単利のようなイメージになります。一方でもらった配当金を再投資することで翌年には再投資した分の配当金も手元に入ってくるため、年々配当金の額は大きくなっていきます。

インデックス投資の場合

投資信託は運用で利益が出た場合、基準価格が上昇し、上昇分が利益となります。その一部または全部が分配金として投資家に支払われます。ただし、投資信託には分配金が支払われる「分配金あり」のタイプと分配金が支払われない「分配金なし」のタイプがあります。

分配金ありのタイプだと配当金と同じような形で手元にお金が入ってきます。分配金なしのタイプでは出た利益を自動的に再投資に回し、さらなる基準価格の上昇を狙います。

結果的に分配金なしのタイプは利益を再投資しているので複利の効果を期待できるようになります。

インデックス投資の場合は基本的に運用益を自動で再投資してくれるようになっている為、自動的に複利の恩恵を受けることができます。

インデックス投資で複利の力を利用した場合どうなっていくのか

より具体的に実際に投資してみた場合を考えてみましょう。

私たちが20代からS&P500に連動するインデックスファンドに投資すると想定します。

S&P500は導入された1957年以来、平均約10.7%/年の上昇率を記録しています。

算出してくる期間によって多少の前後はありますが、1982年から2022年6月時点までの40年間で見ると、年率約6%程度になります。

20代のうちに100万円を用意し、投資に回しておくと将来どうなるのでしょうか。年金受給が開始される65歳までの結果をシミュレーションしてみます。

20代最後の29歳で投資を始めたとしても65歳になるまでは36年あり、その間年利6%で運用できたとすると、元金の100万円が約8倍の800万まで増えるという試算になります。

具体的な金額はこちら

年数資産額
1年目1,060,000
2年目1,123,600
3年目1,191,016
4年目1,262,477
5年目1,338,226
10年目1,790,848
15年目2,396,558
20年目3,207,135
25年目4,291,871
30年目5,743,491
35年目7,686,087
36年目8,147,252

複利の力というのは年数がたつにつれて徐々に大きくなっていくものです。最初は1年間で6万しか増えないことになっていますが、最後の35年目から36年目は1年間で約46万増える計算になります。同じ1年でもこの金額の差が出てくるというのが、20代などの若いうちから投資を始めたほうが良いと言える理由です。

今回の例はあくまでS&P500の過去のデータに基づく考えなので、この先もS&P500の年利6%になるかは分からないのが実際の所です。それでも上手く複利の力を利用することができれば、長い期間は必要ですが、大きな資産形成を図ることが十分に可能です。

筆者はどのようにして複利の力を利用しているのか

では私は実際どのようにこの複利の力を利用しているのか説明したいと思います。

私が実際にやっていることは先ほど例で挙げていたS&P500のインデックス投資です。

私も実際に20代、正確に言うと26歳ぐらいから投資を始めています。複利という考え方を知ったのは投資を始めてから後のことでしたが、より投資に前向きになる事も出来ました。

将来どのくらいに資産が欲しいという目安などは特に決めていないのですが、現在は余剰資金をインデックス投資に回すことで、複利の力を受けながら資産拡大を図っています。

実践している状況を毎月記事にしているので、今回の内容を読んで投資に興味が湧いたら一度見てみてください。

まとめ

本日は複利について、20代から投資を始めるメリットについて説明しました。

・複利は「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」とまで言われている
・複利は年数が経つにつれて影響力が大きくなっていく、恩恵を受けるために20代から投資をするべき
・筆者は実際に複利の恩恵を受けるため20代から投資を始め、今も投資を継続している

複利は最初は小さくても後々大きな力になるものです。少額だからといって見向きもしていなければ、後々恩恵を受けている人と大きな差が生まれることにもなります。

今回紹介した例のように100万を投資しておくだけでも老後の大きな資産に成長してくれることでしょう。

今回の記事で一人でも多くの人達がいち早く投資を始めて恩恵を受けれることを願っています。

当ブログでは本日紹介したインデックス投資を資産形成としておすすめしています。インデックス投資について解説もしていますので良ければあわせて読んでみてください。

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